ルールの外にある尊敬
- uhh09396
- 4月10日
- 読了時間: 2分
先日、お客様とバスケットボールの試合の話になりました。
勝敗のことよりも、どんな場面が印象に残ったか…… そんな話です。
ふと、ある試合の光景を思い出しました。
大事な局面での判定に、コーチは納得していない様子でした。
見ていたこちらにも、その悔しさは伝わってきます。
それでも試合後、そのコーチは審判のもとへ歩み寄り、このように声をかけました。
「今日は難しいゲームでしたね。有り難うございました。」
その場にいた選手たちの表情が、ほんの少し変わったように見えました。
実は、週の半分ほどバスケットボールに関わる仕事にも携わっています。
人の振る舞いや言葉がどんな影響を与えるのか。
そんなことを考える場面にたびたび立ち会います。
思い通りにいかないとき。
納得しきれない出来事に出会ったとき。
それでも、相手にどんな態度を選ぶのか。
判定そのものは変えられなくても、その時の振る舞いは自分で選ぶことができます。
スポーツの現場では、ルールを守ることはもちろん大切です。
でも、それだけでは測れないものが確かにあるようです。
誰も見ていないとき。
或いは、上手くいっていないときほど、その人の姿勢は表に出るものです。
それはきっと、特別な世界の話ではなく、日々の営みの中にも同様にあるのだと思います。
そんなときこそ、どんな言葉を選び、どんな空気をつくるのか。
その積み重ねが、その場の居心地を作っていくのかも知れません。
試合が終わっても指導が終わらないように、一日の終わりにもどこかに「次に繋がるもの」が残っているといいなと思います。
そんなことを、あのときの光景を思い出しながら考えていました。





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